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「明治小説全集七」明治断頭台>永代橋の首吊人

「明治小説全集七」明治断頭台>永代橋の首吊人 著者 山田風太郎 発行所 筑摩書房 岩倉具視の側近に谺国天という側近がいました。この人が未婚でかつ頭が聡明な美女を岩倉具視の養女にしようとしていました。養女にして薩長土佐藩以外の有能な若者と婚姻させて、政府の中に薩長土佐藩以外のものをいれて政治の中に新鮮な風をいれようとしていました。でもこのやり方は少しばかり強引で幾人かの人から恨みを買っていました。そんなおり谺国天が永代橋で首吊人となって発見されました。被疑者はいたことはいたのですが、距離があって首を吊らすことはできません。そこでエスメラルダが死んだ谺国天を憑依させて犯人を見つけ出します。 ところどころヒントになるものがでてきて、これが伏線だったのかと思った。

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