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「明治小説全集七」明治断頭台>遠眼鏡足切絵図

「明治小説全集七」明治断頭台>遠眼鏡足切絵図 著者 山田風太郎 発行所 筑摩書房 フランスから断頭台の他に日本にきたものがあるそれが遠眼鏡(今で言う双眼鏡)である。 高い塔から風景を見るとみられているとは知らないで、日本の日常のさまざまなものが見える。そして保管してあったのに、どこかに消えてしまった。後でわかったことだから弾正台大巡察ででてきた手癖の悪い邏卒(らそつ)の一人が遠眼鏡を質屋に持って行ったそうな。これ以上話すとねたばれになるので省略するが、一方綺麗に切断された綺麗な足が見つかる。これで死体がでたと思うが・・・これ以上話すとねたばれになるので省略するが、遠眼鏡と足切りが一緒になってこそ起こった犯罪とだと言っておこう。

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